アドネットワークというタイプの広告があります。例えばアイモバイルの場合、管理画面でサイトのジャンルを選び発行されたタグを貼れば選択したジャンルに沿った広告を表示してくれます。
下の画像は私のアドネットワークの管理画面のひとつです。
の先月(2014年2月)のアイモバイルの成果になります。
アドネットワークに向いているサイト
アドネットワークに向いているサイトの特徴はずばり「アフィリエイトの案件を絞りづらいサイト」です。また、あなたが忙しくて広告選びをする時間がない際にもアドネットワークは有効な選択になります。
レンタル掲示板や、各種ブログサービスにはよくアドネットワーク広告が掲載されています。例えばライブドアブログやFC2ブログをスマートフォンでみるとアドネットワーク広告が出てきます。
無料ブログサービスの運営側からすると大量にあるブログに最適な広告を一つ一つ手作業で選ぶわけにはいきません。アドネットワークを利用することがブログサービス運営会社にとって合理的な選択です。
サイトを利用するユーザーの属性が絞れない場合はアドネットワーク広告が有効に作用するかもしれません。
例えばあなたが運営しているサイトが「女の子の脱毛の悩みにまつわるサイト」ならアドネットワークは向いていません。エステの無料体験のアフィリエイト広告を貼ったほうがいいです。
アドネットワークは必ずしも「収入を最大化させる」ものではありません。「労力はかけずにそこそこ満足のいく売上が出せる」タイプの収益源です。
アドネットワークは多くのスマートフォンサイトで有効
スマートフォンサイトでモノを売るのはPCサイトに比べてハードルが高いです。決済まわりやユーザーの意識の問題もあります。今後は改善されるのかもしれません。だからといって改善されるまでスマホサイト運営を避けるのはリスキーです。十分にお膳立てが整ってから参戦すると勝率が下がります。
サイト運営の理想的なシナリオ
自分がサイト運営をする際には下記のシナリオを念頭に置いています。
- ライバルが多くなる前に参戦
- ライバルが増えるまえにシェアを握って稼ぐ
- ライバルが増えたら防戦、orサイト売却
- ライバルが増える前に稼いだお金で次のサイトを作って育てる。
理想的なシナリオです。もちろん、すべてがこのシナリオ通りに進むわけはありません。
掲載させる位置、サイズでアドネットワークの売上は激変する
アドネットワーク広告は掲載させる位置やバナーのサイズで売上に大きな差がでます。単純な話、でっかいバナーの方が売上が出ます。スクロールしてもついてくるバナーの方が売上が出ます。サイトを見る側からすると歓迎されないタイプの掲載方法です。使いどころを間違ったりやり過ぎるとユーザー離れを引き起こします。気をつけましょう。
今後のアドネットワーク広告について
「どんな広告を貼っていいかわからないタイプのサイトはアドネットワーク貼っておけばいいんじゃないかな?」これが結論です。専業アフィリエイターは何を売るかありきでサイトを作るのが基本です。なので今回の話はA8やバリューコマースで特定の商品に絞ってバリバリ稼いでいる専業アフィリエイターには役に立たない情報だったかも知れません。「ネットで稼ぐにはこんな方法もあるよ」というお話でした。
稼いでますね!スマホサイトをやる気になりました。
みろくさんコメントありがとうございます。
スマートフォンで見た時に残念なサイトはまだまだ多いです。
工夫すれば売上はいくらでも改善できる気がします!