1日30分の作業で月60万円売り上げるアフィリエイトサイトの作りかた

今回の記事では実際に自分が運営しているサイトについて書いていきます。

URLは公開できませんが、どのような思考でサイトを作ったのかを書きます。
サイトそのものより、どのような切り口で考えてサイトを作り運営しているのか
が大事だと思うからです。

  1. 究極に効率のいいアフィリエイトサイトとは
  2. 情報の捉え方で価値の減衰を抑える
  3. センスに頼らないサイト運営
  4. 売上と経費の公開

究極に効率のいいアフィリエイトサイトとは

アフィリエイトで稼ごうと考えた時に、あなたはどのように考えるでしょうか?

  1. 売り込む商品の選定(アフィリエイト報酬は高いのか)
  2. 商品を買いそうな属性のリサーチ(性別、年齢、収入等々)
  3. ライバルサイトを調査する(参入の余地はあるのか)
  4. 記事の執筆
  5. サイトの運営と被リンク調達の為に奔走(SNS、ソーシャルブックマーク)

どれも正解です。間違いではありません。でもこのサイトを作るのは誰ですか?
少なくとも1から3まではあなたの仕事ですよね?

そして記事の執筆も外注さんにふるなら、売りたい商品のテーマに合わせた記事内容を考えてから依頼する流れになります。そして出来上がった記事の原稿チェック。修正が必要であれば修正依頼を出すか自分で修正。なかなかやることが沢山あります。

自分もこのようなサイトを運営していますが、とにかくやることが多いです。アフィリエイトで稼ごうと志した頃はもっと簡単楽ちんに稼げると夢見て参入したのに!

なのでもう一度、どのようにすれば楽して稼げるのかを真剣に考えてみました。

その結果

  1. 自分の時間をなるべく割かない
  2. サイトの魅力が永続的
  3. サイトからの収入がゼロにならない

この3つを実現できれば究極に効率のいいサイトになるのでは?と考えました。ではどのようにすれば究極に効率のいいサイトが作れるのでしょうか?

情報の捉えかたで価値の減衰を抑える

世の中には無数のサイトがあり、幾多のコンテンツであふれています。コンテンツにはそれぞれ価値がありますが、作られたコンテンツには賞味期限があります。そしてコンテンツごとに賞味期限がまちまちです。具体的に説明してみましょう。

例えばプロ野球の情報を扱っているサイトの場合、

2013年のセリーグのホームラン王は60本を打ったW.バレンティン。

この情報は賞味期限が長いです。将来も書き換える必要がない情報です。

2013年のセリーグのホームラン王は60本を打ったW.バレンティン。この記録は未だ破られていない

この情報は賞味期限が短いです。
この記録は未だ破られていない
の箇所が今後変わる可能性があります。

賞味期限が短い情報ばかりを集めたサイトはコンテンツを公開してからも、日々古い情報を新しく書き換える必要があります。つまり仕事が増えてしまいます。

わかりやすくするためにバレンティンの記録を例に挙げましたが、どんな情報にも賞味期限があり、捉え方によって賞味期限が短くも長くもなります。

賞味期限が短い記事はコンテンツ数はストックされますが価値がストックされません。コンテンツ数は増えるけど古いコンテンツの価値は減衰していくので、思ったより積み上がらないイメージです。穴の空いたバケツに水をじゃぶじゃぶ入れているのと同じ状態です。

例えばその日に起こったゴシップネタをスピード重視で取り上げるトレンド系のサイトはまさに穴の空いたバケツに水をじゃぶじゃぶ入れているのと同じ状態です。記事数はどんどん増えますがPV数はそこまで増えていきません。価値がストックされにくいコンテンツを公開しているからです。

究極に効率のいいアフィリエイトサイトを作るのであれば、情報を価値の減衰しにくい角度で捉えてコンテンツ化するのが大事です。

センスに頼らないサイト運営

センスがある人でないと回せないサイトは運営が大変です。自分の時間をなるべく割かないのであれば、他人に作業をふることになります。センスのいい人間を見つけるのも大変ですし、センスのいい人間を雇うにはお金がかかります。そして個人のセンスに頼るサイトになってしまうと不都合な点があります。

センスのいい人は代えが効かないのです。センスのいい人に「僕の給料上げてくれませんか?」と言われた時にうなずくしかないという事実。代えが効かない人が病気になれば運営は止まってしまいます。もちろん働く側の立場からしたらオンリーワンでかけがえのない存在を目指すべきです。しかし雇う側から見ると必ずしもそうとはいえない。というわけです。

解決方法としては2つあります。

  1. 仕事をお願いするライターさんにセンスあるコンテンツを出せるように教育する
  2. どんなライターさんでも一定品質を保てるようなコンセプトのサイトにする

自分が選んだのは2です。ひとことで言うとマニュアルにそって書けば一定品質のコンテンツが出来上がるようなサイト。センスがそれほど必要とされないジャンルのサイトを運営することにしました。さらっと書きましたがここがキモです。

売上と経費の公開

実際に自分の時間を割かずに、価値が減りにくいコンテンツを扱ったサイトの収入はどれくらいになるのでしょうか?推移を見て下さい。(画像はクリックで拡大できます。)

アイモバイル売上推移(2014年7月から2015年11月まで)

アイモバイル売上推移(2014年7月から2015年11月まで)

アイモバイル売上推移(2014年7月から2015年11月まで)

2014年07月 1,172円

2014年07月

2014年08月 97,203円

201406

2014年09月 154,467円

201409

2014年10月 236,174円

201410

2014年11月 285,249円

201411

2014年12月 318,624円

201412

2015年01月 304,012円

201501

2015年02月 233,617円

201502

2015年03月 356,081円

201503

2015年04月 418,690円

201504

2015年05月 200,403円

201505

2015年06月 339,919円

201506

2015年07月 430,541円

201507

2015年08月 469,188円

201508

2015年09月 514,010円

201509

2015年10月 650,189円

201510

2015年11月 626,720円

201511

※ 実際はアイモバイル以外の広告も掲載しているので月の売上はもう少し多いです。

経費
サーバ代が月に約1,000円
ドメイン年間約1,000円
更新は1日30分の時間でできます。作業は時給1,300円のアルバイトが行っていますので1日650円換算で月に19,500円
月の経費を足しても21,500円です。格安ですね。

このサイトは運営しているサイトのなかで最も高い利益率を出しています。

まだまだネットで稼ぐスキマは存在する

アフィリエイトでもうおいしい市場は喰い尽くされているのでは?と考える人も多いと思います。しかし考え方次第でチャンスはまだまだあります。

ネットで実績をアピールする人は物販や金融等のアフィリエイトで稼いでいる人が目立ちます。一方、今回取り上げたサイトのように特定の商材に依存しないサイトで収入を得る方法もありますよ。という話でした。

ストックが効くコンテンツを選んでマニュアルをしっかり作成する。そして作業する人間にセンスがなくても大丈夫な仕組みづくり。これがポイントになってきます。

アフィリエイターが株式投資をすべき理由

今までの記事はアフィリエイター初心者の人を想定して書いていたのですが、この記事は違います。アフィリエイト収入が毎月ある程度出ている人、もっと言うと日々の生活費を超える額を稼いでいる人に向けて書いています。

アフィリエイトは一人でうまく回せば経費がほとんどかかりません。もちろん経費をかけようと思えば人を雇ったり、オフィスを構えたりといろいろできます。でも一人でやっている場合、経費が本当にかからないものです。サーバ代、ドメイン代、パソコン、モニタ、ちょっといい椅子。くらいのものです。

個人でやっている場合、経費が売上の10%以下なんてことも少なくありません。大きな会社であれば利益を使って新事業にどんどん投資するのですが、個人だとなかなか大変です。今キャッシュを生み出しているサイトを外注さんに任せるか、あるいはサイトを売却するか、一人で気合で乗り切るか。悩みどころです。

ちょっと前に話題になったトマ・ピケティの「21世紀の資本」によると過去200年の株式投資の長期平均収益率は年間6〜8%だったそうです。(ただし過去の収益率が将来も約束されるわけではありません)

「もし、サイト運営が順調で自分の手に余るほどのお金が月々入ってくるのであれば株式に投資してみよう。」というのが自分の考え方です。

アフィリエイターは栄枯盛衰が激しい職業です。今、調子が良くても数カ月先はわかりません。つまりそんなときのためアフィリエイト以外にお金を生み出す仕組みを構築していくべきです。

「株式投資は怖い」と感じている人は投資に向いています。株式投資は怖いと感じているのはきっと株式投資についての知識が不足しているだけ。つまり株式投資について学べばその危険性について把握できます。こんな取引は危険なんだ、逆にあんな取引なら安全性が高いと。真に危険なのは、なにか危険なのか分からずに株式投資を初めること。

個人アフィリエイターはなんの保証もありません。その代わり儲かったらそのまま自分の懐へ入るので あたれば実入りが大きい仕事です。

具体的な投資手法や考え方、参考になる書籍は

海外ETFで資産運用

に書いてあるのでよかったら読んで下さい。

初心者アフィリエイターにオフ会参加をおすすめする理由

先日、某オフ会に参加してきました。アフィリエイトのオフ会にもいろいろと種類がありますが、今回参加したのはアフィリエイターばかりが集まるタイプのオフ会です。飲み放題だったのですが、お茶のみで乗り切りました。お酒を飲んで酔うのがもったいない空間に感じられたからです。なるべくシラフで頭が冴えた状態で交流するぞ!と気合が入っていました。

アフィリエイターの人は本名を明かさずにハンドルネームやtwitterのIDを名刺に印刷して参加されてる方も多かったです。自分もオフ会用にハンドルネームを印刷した名刺を作って参加してきました。最近は名刺もネットで作れるので便利です。100枚1,000円程度から作成可能ですからね。

もしあなたが駆け出しアフィリエイターならオフ会に参加すべきです。きっと得します。「初心者だから」「まだ稼いでいないから参加するのはちょっと」はもったいないです。

稼いでいるアフィリエイターも普段は自宅にこもって仕事していて会話に飢えていたりするものです。なので初心者のあなたに気分よくいろいろと丁寧に教えてくれます。アフィリエイターならわかると思いますがこの仕事をしているとネットに書けない話題が溜まってきます。これを吐き出す場所って限られてますからね。誰かに言いたい。でも、わかってもらえる相手がいない。twitterやblogに書くのは支障がある。むぐむぐっと喉仏の奥の方に累積してくるわけです。

webに書かれていない情報の多くはみんなが出し惜しみしているからではなくて、書くと支障があるからです(笑)

自分と違う手法で稼いでいるアフィリエイターと知り合うのは楽しいものです。違う手法については全く知らないので初心者気分で質問できます。逆に自分の手法について聞かれたら喜んで答えます。オフ会だと「わざわざここまで来たんだし」「せっかく会えたのだからこの機会に」という流れで貴重な情報が入手しやすいです。自分が大したことではないと思って話したことが、実は相手には重要な情報だったりしますし。

年末にかけてオフ会、忘年会ラッシュになるシーズンです。どこかで会ったらよろしくお願いします。

初心者アフィリエイターだった頃の思い出

初心者アフィリエイターだった頃の思い出を書きます。約10年前。facebookやtwitterはありませんでした。mixiはもう存在していました。youtubeはまだ出来立てでどこかあやういアングラサイトの匂いが漂っていました。スマートフォンがなくてみんなガラケーを使っていましたが、まだガラケーという言葉はありませんでした。そんな頃の思い出です。

この努力、報われるのだろうか?と悩む

来る日も来る日もサイト作成。サイトに人が全然来ないのでアクセス獲得のためのあらゆる手段を使いました。コンテンツの充実は当然として、各種ランキングサイト登録。各種掲示板で自作自演の宣伝。(当時はtwitterやfacebookなんてなかったのです)yomi-searchなんてものもありました。

慣れない作業で時間はどんどん過ぎる。夜通し10時間作業しても売り上げは0。夢中で作業して気づいたら夜が白白と明けている。早朝、アパートの階段を降りてパンを買いにコンビニまで歩く。コンビニの自動ドアに貼ってある求人の張り紙を見て気づいてしまう「コンビニでバイトしてたほうがよっぽど稼げるのに俺なにやってんだろ」と。

自由な時間に働き、好きな時に寝る。そんな生活に憧れていたものの、いざ自由になってみると不安で不安でたまらない。買ってきたまるごとソーセージをかじりながらテレビを付ければめざにゅ~で杉崎美香アナが「これからお休みになる方も、そしてお目覚めの方も、時刻は4時になりました」と笑顔であいさつしている。「午前4時から寝る人っていったいどんな仕事してるんだろう」などとひとりごとをつぶやきながら、サラリーマン時代の同僚はこの時間は絶対夢の中だろうななどと想像する。

職場の人間関係が煩わしくて会社を辞めてすっきりさっぱりいい気分だったのは最初の数日のみ。誰も自分を導いてくれない。仕事は自分で作らないといけない。自分で考えた作業を必死にやっても売り上げは0円の日々。

続きを読む

SNSで稼ぐ人たち

ここ数年SNSで稼ぐ人が増えてきました。あまりその辺の人と接する機会はなかったのですが、最近妙にSNSで頑張っている個人、法人さんと遭遇します。特定の個人法人について語るといろいろアレなので、この話はフィクションとして書きます。

続きを読む

初心者アフィリエイターの進む道

2年ほど前からトレンドアフィリエイトやバイラルメディアが稼ぐ手法として注目を浴びています。自分はバイラルメディアの中の運営者とも付き合いがありますしトレンドアフィリエイト的なサイト運営もしています。

結論を言うとアフィリエイト初心者が個人でバイラルメディアの真似をしたりトレンドアフィリエイトを始めるのは好手ではないです。

続きを読む

「SEO対策のためのWebライティング実践講座」を購入しました

SEO対策のためのWebライティング実践講座

「SEO対策のためのWebライティング講座」鈴木良治著 技術評論社を読みました。

アフィリエイターであれば文章を書いてWebに公開するのは日常です。単なる日記ではなく、商品を売るための文章。「SEO対策のためのWebライティング講座」はWebで商品を売るための効果的なライティングが学べる本です。

続きを読む

2chまとめ会社の元アルバイトの暴露記事から学べること

2chまとめサイト運営会社で働いていた人が内情を暴露

2chまとめサイトを運営している会社でアルバイトをしていた人がブログで色々と暴露しています。2chまとめサイトは人気がありますが運営の内情は謎に包まれています。いわゆる”なかの人”から出てきた貴重な情報なので記事にします。

続きを読む

アフィリエイトのモチベーションを高める方法

アフィリエイターの多くは仕事場にこもって作業することが多いと思います。どうしても引きこもりがちになりますよね。ずっと同じ場所で同じ姿勢で仕事をしていたら次第に気が滅入ってきます。PCの前に座っているのに肝心な作業は進まず時間だけが過ぎる。こんな経験ありませんか?自分はあります。

続きを読む

アフィリエイトで外注さんを使うときの心構え

ここ数年、サイト運営の一部をランサーズ等を利用して外注さんにお願いすることが増えてきました。一般的なサラリーマンの人よりも、アフィリエイターは独立心旺盛で孤独に強く群れないタイプの人が多いような気がします。たまたま自分の周囲の専業アフィリエイターがそういう人だらけなのかもしれませんが。

続きを読む

twitterに集う凄腕アフィリエイターが気になって仕方ない件

最近はtwitterでアフィリエイトについて語っている人が多くいます。ここでいうそれはいわゆるbotじゃないやつです。実名だったりハンドルネームだったり、本当に人間が書いてる感があるやつですね。

自分もそうだったのですがまだまだアフィリエイトをやっている人って少数派です。つまりリアル周囲にアフィリエイターもアフィリエイトを理解してくれる人もいない。そして自分がまだ実績を出してない状況だと不安になってきます。アフィリエイト始める時って大抵一人ですからね。

続きを読む

収入が月100万円に激減したアフィリエイターの話

知人のアフィリエイターの話しをします。Aさんとします。Aさんは本業を持っています。Aさんは2年ほど前からアフィリエイトで稼ぐ事を思いつき早速初めました。Aさんは本業の合間に勉強をして、いかに効率的にネットで稼ぐかを模索し実践しました。1年ほど前から成果が出てきてここ1年の月々の売上は最高で1,000万円、平均して700万円にもなっていました。

続きを読む

アフィリエイターが収入を安定させる3つの方法

アフィリエイターは収入が不安定です。自分の場合もアフィリエイト開始当初は毎月売上の変動がありました。安定しない収入では心の平穏が保てません。ここではアフィリエイターが収入を安定化させる方法を紹介します。

続きを読む

アドネットワーク広告で稼ぎやすいサイトの特徴

アドネットワークというタイプの広告があります。例えばアイモバイルの場合、管理画面でサイトのジャンルを選び発行されたタグを貼れば選択したジャンルに沿った広告を表示してくれます。

下の画像は私のアドネットワークの管理画面のひとつです。

続きを読む

マメボーwさんのサイトがGoogleに手動ペナルティを食らった件

2/23にマメボーwさんのサイトがGoogleに手動ペナルティを受けました。ペナルティを受けた原因についてはマメボーwさんのブログを参考にしてください。マメボーwさんがGoogle WebmasterToolsのキャプチャ画像を公開されています。キャプチャ画像には下記のように書いてあります。

「価値のない質の低いコンテンツ」
このサイトのほとんどは、ユーザーに付加価値をほとんど提供しない質の低いページ(実質のないアフィリエイトページ、見掛け倒しのサイト、誘導ページ、自動生成されたコンテンツ、コピーされたコンテンツなど)で構成されているようです。

続きを読む