アフィリエイトで外注さんを使うときの心構え

ここ数年、サイト運営の一部をランサーズ等を利用して外注さんにお願いすることが増えてきました。一般的なサラリーマンの人よりも、アフィリエイターは独立心旺盛で孤独に強く群れないタイプの人が多いような気がします。たまたま自分の周囲の専業アフィリエイターがそういう人だらけなのかもしれませんが。

で、アフィリエイトでサイト運営する場合、最初は全部一人でやることが多いですよね。例として、器は無料ブログにするのかwordpressにするのかの選択からはじまり、ジャンル選びから記事のライティング、アクセス解析等々。流れとしてはある程度自分でやって軌道に乗ったタイミングで外注を検討する事になります。

つまりこれは「自分で出来る事を人に頼む」わけです。最初に書きましたがアフィリエイターは一匹狼な人が多いです。だからなかなかうまくいかない(苦笑)自分でやれば満足いくクオリティの仕事は出来る。それを外注さんに頼むと自分の期待するクオリティを下回るものがあがってきます。ほぼ100%です。

理由(自分原因)

  • 仕事の指示が下手

一匹狼のアフィリエイターの脳内は完璧に仕事の流れが出来上がっています。しかしこれを他者に伝えるとなるとなかなか難しい。「それくらいわかるだろ?」と言われても外注さんはわかりません。

  • 安い作業代で高いクオリティを求めすぎ

ランサーズを見ると一つ一つの仕事の値段がとても安いのがわかります。「安くやってくれるなら安いに越したことはない」この発想が命取り。ちゃんと仕事してくれる人にちゃんとお金を払って長期間仕事してもらうのが結局合理的です。「人件費はなるべく削りたい!損したくない!」な方向に振れ過ぎると結局損します。

理由(相手原因)

  • 顔が見えないからすぐに飛ぶ(バックれ)

あまり言いたくないですがやっぱり顔を見ないで仕事するというのは難しいです。バックれ率が半端ないです。仕事内容を説明してさぁこれからというときに急に音信不通になったり、病気になった、他のバイトが入った、旅行にでかける等々。

ネットだから場所にとらわれずに自由なライフスタイル!みたいなのはまだ極一部の人々の世界なのかなという印象です。

  • 先が見えない仕事になる可能性

アフィリエイターを補助する仕事をしている人は本来はアフィリエイターとして独立したいと考えている人が少なくありません。でも一人では稼げないのでまずは他者の手伝いをしてしのぐ、といった具合です。漫画家とアシスタントの関係に近いのかもしれません。出来る人はそこでテクニックを盗んで独立するわけです。そうでない人はいつまでもお手伝い・・・・雇い主への嫉妬が生まれるというケースもあるとかないとか。

じゃあどうするのか

答えはシンプルに3点。誰がやっても一定の水準が保てるようなマニュアルを作る事。そしていつバックれてもいいように複数人に分散する事。そしてしっかりコミュニケーションをとる事。これが基本です。

一人のみとか、エキスパートのみ少数精鋭で仕事していくのがやっぱりカッコイイ。その気持ちはよくわかります。しかし現実問題として、外注さんにお願いしたり常勤スタッフに任せたほうがいい仕事も増えてくるんですよね。

「ランサーズは使えない!」と愚痴るのは簡単です。でもランサーズ経由の人がうまく活躍できる環境を作るほうがアフィリエイターとしても稼げるし外注さんも仕事が楽しいしで建設的です。

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