今回はネット収入で本格的に生きていくためのノウハウです。中級者以上の人向けの話です。もちろん初心者の人も知っておいて損はありません。個人事業でも法人でも「売上のアテは複数持て」は基本です。この記事はネットビジネスに絡めて書いてみます。
なぜ複数の収入源が必要なのか
ネット収入はアフィリエイトにせよ、せどりにせよ物販にせよ収入が毎月変動します。毎月一定額もらえるアルバイトやサラリーマンとは違います。何十時間もサイト運営に時間を費やしてもなかなか稼げない。こんな事はよくある話です。
逆に売上が比較的簡単に出る場合もあります。例えばあなたが作成したゲーム攻略サイトがヒットして「毎日30分の作業で一ヶ月30万円入るようになった」としましょう。こんな場合どんな行動をとるのがベストか考えてみましょう。
- 毎日30分だけ働いて遊びまくる。
ヒットしたサイトが突然稼げなくなった場合に困ります。最悪ですね。 - ヒットしたサイトで得たノウハウを利用して似たサイトを量産する。
これはやったほうがいいです。しかしこれも同じジャンルで同じような商品の場合、急に稼げなくなる事があります。例えば月に30万円の収入をゲームソフトのアフィリエイト(amazonアソシエイト)で稼いでいたとします。 1日30分の作業で月に30万稼げるサイトをあと4つ作りました。月に30 x 5 =150万円稼げるようになったその時にamazonがゲームソフトのアフィリエイトの料率(アフィリエイターの取り分)を6.5%から2%に変更したとします。これだけで月間150万円の収入が約46万円に減ります。 あなたが泣いても喚いてもamazonは料率を元には戻しません。ネットで稼ぐと上記のような事は避けて通れません。ではどうすればいいのかを次に書きます。 - ヒットしたサイトのPVを利用して別な商品を売るサイトを立ち上げる
1日30分の作業で月間30万円を売り上げるサイトにはゲーム好きな人が集まります。そんな属性の人が喜びそうな別サイトを立ち上げます。例えばそのゲームがPCで遊ぶゲームであれば大きな液晶モニターを売るとか、快適にゲームをプレイする為の椅子の比較サイトとか、高級ヘッドフォンを特集したサイトも面白いですね。そして新しく作ったサイトへ月30万円稼ぐサイトからアクセスを流せばOKです。自分のサイトから自分のサイトに流すだけなので広告費ももちろんかかりません。これでamazonの料率が変わってもヘッドフォンの料率は変わりませんし液晶モニターも椅子も大丈夫です。このようにヒットしたサイトのパワーを生かしつつ新たな収入源を確保する。これがネット収入を安定化させる為のコツです。
ここで大切なのは月間30万の収入になるサイトのパワーを活かして別な物を売る事です。こうすることで新たなサイトのが軌道に乗るまでの時間も短縮できますし成功失敗の判断も早くできます。全く別ジャンルのサイトをゼロから育てるのは大変です。活かせるものはしっかり活かしましょう。
まとめ
- ネット収入を安定化させるためには複数の入金先を持とう
- 既存のヒットしたサイトと絡めたジャンルの別商品を売ると成功しやすい